記憶より記録に残そう

こんにちは、トーマです

どこの企業でも、定例的なMTGはあると思います。 毎朝実施する「朝会」はそのいい例ですね。

さて、週に一度の定例MTGであればまだしも、毎朝実施するような短時間のMTGでは 議事録のようなものは残さないことも多いと思います。

しかし、もしその場で新たなタスクや宿題事項が発生した場合はどうしましょう?
特に「重要だけど急ぎではない」仕事の場合は、参加者の「記憶」に頼ってしまうことも多いと思います。

ですが、記憶はアテにならないものです。より重要な情報が入ってくると、途端に消えてしまう可能性もあります。 また、人の記憶は翌日には7割超が忘れ去られるといわれています。*1

そこで大事なのが「記録する」ということです。 そうすることで長期的に記憶しておく必要もなく、また複数人が思い返せる状態を作ることができます。

  • 議事録があるならしっかりと記載する
  • 重要な事項だけでもメールで通知する
  • タスク管理ツールに登録する
  • ホワイトボードに記載する

正直、ここの残し方はそれぞれの環境に合わせたものでいいと思います。 重要なのは「流れないようにすること」です。

書いて満足するだけではなく、その課題事項を定期的に追跡することこそが重要です。 タスク管理ツールであれば期限を切っておく、議事録であるならば定期的に過去の議事の棚卸をする、などです。
(逆に、slackのようなテキストチャットに残すだけ、というのはおすすめできません)

また、追跡が容易となるよう、記録はできるだけ具体的に残しておくことをおすすめします。

  • 目的
  • 現状
  • 目的を果たすために何をすべきか

このあたりの情報は必ず残しておいた方がいいです。

物事を記憶しておけるのには限界があります。
また、情報の優先度は人それぞれ異なるため、自分は覚えていて当たり前、と思っていても他人はとっくに忘れているかもしれません。

そういったビジネスシーンを円滑に進めるためにも、記録して共有することは非常に重要です。
ぜひ、意識してみてください。

*1:実際にはこんな単純な話ではありませんが、重要性を説くためにあえてライトな記載をしています。